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宮崎市佐土原町の内科医院です。

消化器・胃腸科が専門で、胃カメラや大腸内視鏡、腹部エコーでは鎮痛・鎮静剤を使い、苦痛の少ない検査を心がけます。
循環器や呼吸器、感染症やアレルギーも診療します。

また、介護支援専門員が介護や認知症のご相談に応じます。
なお、禁煙補助薬や男性型脱毛症治療薬も処方します。
平日8:30~12:30
14:00~17:30
水・土曜  8:30~12:30

(なお、午前中 8:30~9:00に胃カメラや腹部エコーなどの検査が入っている場合は、外来診療の開始は午前 9:00からになります)

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週に3回以上ハンバーガーを食べる子供は喘息および喘鳴のリスクが高く、果物、野菜および魚の豊富な食事を摂っている子供はリスクが低いことが新しい研究でわかった。研究では、富裕国および貧困国を含めた20カ国の小児5万人のデータを収集。子どもの主な食生活および喘息の有無を親に尋ねるとともに、約3万人の小児のアレルギー検査を実施した。その結果、富裕国、貧困国ともに果物を多く摂取している小児は喘鳴が少なかったほか、富裕国では魚の摂取、貧困国では加熱した青野菜の摂取が喘鳴の予防になるようであった。これは、果物と野菜に豊富な抗酸化ビタミン類および生理活性物質、魚に含まれるオメガ-3脂肪酸によるものと考えられるという。一方、ハンバーガーを多く食べる小児は生涯の喘息、喘鳴の罹病率が高かった。なお、肉類全般による喘鳴リスクの増大は認められなかったという。今回の研究で、喘息の原因の1つが食事に関連している可能性が示唆され、抗酸化物質および不飽和脂肪酸が何らかの役割を演じているということが推測された。オーストラリアの研究グループが、高脂肪食または低脂肪食を摂取した後の喘息患者の検査を実施した結果、高脂肪食により炎症が悪化し、肺機能が低下することが明らかにされた。この研究の結果から、脂肪の摂取を減らすことが喘息管理に有用であることもわかった。