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宮崎市佐土原町の内科医院です。

消化器・胃腸科が専門で、胃カメラや大腸内視鏡、腹部エコーでは鎮痛・鎮静剤を使い、苦痛の少ない検査を心がけます。
循環器や呼吸器、感染症やアレルギーも診療します。

また、介護支援専門員が介護や認知症のご相談に応じます。
なお、禁煙補助薬や男性型脱毛症治療薬も処方します。
平日8:30~12:30
14:00~17:30
水・土曜  8:30~12:30

(なお、午前中 8:30~9:00に胃カメラや腹部エコーなどの検査が入っている場合は、外来診療の開始は午前 9:00からになります)

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やがて霞がかっていた青島がはっきりと見えてきた。「後残り1分ですよー」係員の声が聞こえた。青太最後の関門だ。「5、4、3、2、1 はい、ここまででーす」私は残る力を出しきって関門の向こう側に倒れ込んだ。間一髪、私の直ぐ後ろで関門は閉じられた。何とか立ち上がったが脚に力が入らず歩くのがやっとだった。 敗北感に打ちひしがれながら歩いた。トロピカルロードの復路も終わり運動公園まで約2キロ。そこに1年間お世話になったインストラクターが差し入れを持って現れ、いつもの様に伴走してくれた。不思議と安心感が湧き、このままゴール出来る様な気がした。さらに神奈川から参加した友人も反対側に並び伴走。私は2人に挟まれ、抱えられる様にしてゴールした。記録は6時間30分4秒。友人に「凄いな、今日の参加者の中でお前が1番長い時間走ったんだぞ」と褒められ、MRTの取材まで受けたのに実は2番だった。少し悔しかった。

スタートから約15キロ、宮崎神宮からの復路、江平の交差点に3つ目の関門がある。そこで私はタイムオーバー。歩道に上がってバスを待たねばならない。私はそれを無視するかの様に100m先で待つ仲間の元へ歩道を突っ走った。私がスポーツジムLのランニングコースに入ってからもう2年以上になる。毎週火曜日の夜9時から10時過ぎまで約1時間、コーチや仲間と走った。春は夜桜コース。夏は夜でも暑かった。秋は大淀川河川敷の風は気持ち良く、冬でも汗をかき、寒さに強くなった。1年経つとチームの親近感は増し、互いの顔を見ると大会では実力以上の力が出せた。係員が私を追うが追いつけない。どこにこんな力が残っていたのか、自分でも不思議だった。コーチや仲間とハイタッチ。実力以上の力も失格後に出しては意味がない。係員も迷惑だ。追いついた係員は直ぐに状況を把握したのか、何も言わずにニコニコしながら私のゼッケンをはずした。

今年は年末から宮崎は好天に恵まれ
日が当たるところは暑いくらいですが
いかがお過ごしでしょうか。

私は毎年恒例ではありますが
大晦日の日は昼過ぎから温泉に行き
ゆっくりと1年の垢を洗い流し
夕方は今年最後の落日を見届け
早めの夕食は海鮮鍋
鍋をつつきながら紅白を見ました。
行く年来る年を見ながら年を越しました。

今年は医院の名前が変わります。

父が長年続けてきた「小児科」の看板を下ろし
「山脇内科小児科医院」から「山脇内科」」
に変わります。

今年も宜しくお願い致します。

 かつて日本柔道のトップアスリートだった井上康生選手は低迷する日本柔道の監督に34歳の若さで就任した。そして9年後、自らも集大成に掲げた東京五輪でしっかりと結果を出した。井上監督は日本の柔道界を変え、そして自分の過去をも変えた。
 井上選手もオリンピックでは栄光と挫折を味わった。2000年のシドニーオリンピックでオール一本勝ちで優勝した井上選手は華々しいオリンピックデヴューを飾った。次のアテネ五輪では当然、連覇の期待がかかるも、まさかの4回戦敗退でメダルなし。この時、井上選手には敗戦の理由がしっかりと分かっていたが、その後、明かされる事はなかった。言い訳したくはなかったのだろう。
 井上選手は監督に就任した時、日本柔道に足りないものも分かっていたのだろう。井上監督は東京五輪でしっかりと結果を出した後、アテネでの敗退の理由を語った。でもそれは全く言い訳には聞こえなかった。自分の過去の経験を活かし、偉業を成し得たからだ。
 井上監督は日本柔道の未来を変え、自分の過去をも変えたのであるから素晴らしい。

 2年生のみなさん、あなた達は沢山の辛い思いをしましたね。
 令和になって初めての新年を迎え、3学期が始まると間もなく新型コロナウイルス感染症が流行し始めました。休校が続き、色んな不安がつのる中、卒業式は中止になりましたね。久しぶりに会うクラスメイトともほとんど話せないまま教室で卒業証書が渡され、そのままみんなとお別れ。辛かった事でしょう。
 桜咲き、本来であれば沢山の夢膨らむ入学式も校長先生と新入生代表の挨拶のみ。そこには入学を祝う父兄や先輩方の姿はなく寂しい入学式でしたね。1学期はオンライン授業が多く、同級生の顔も覚えないまま過ぎて行き、楽しみにしていた夏祭りや花火大会は中止。入部はしたものの、活動はないまま前期は終了しましたね。
 それでも自分達の祖父母の命を守るためと我慢してきました。あの時の自分達の我慢にどれくらいの効果があったのか教えて欲しいですよね。
 あなた達にもようやくワクチンの接種券が届きましたよね。副反応が恐いかもしれませんが、重症化や後遺症の発現を減らします。流行を抑えるには、活動的なみなさんの接種が必要です。
 見せてやって下さい。宮崎の若者の底力を。

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