喫煙は耳の聞こえにも悪い影響をもたらすらしいことが、国立国際医療研究センターなどの調査でわかった。たばこの煙が音を聞き取る細胞にダメージを与えるらしい。禁煙すれば、聴力が落ちるリスクは下がることもわかった。
調査結果を分析すると、たばこの本数が多いほど聴力低下の傾向があり1日21本以上吸う人は吸わない人に比べて高音域で1・7倍、低音域で1・4倍だった。5年以上禁煙していた人では、聴力低下のリスクは吸わない人とほとんどかわらなかった。
ニコチンの毒性や血流の悪化などがもとで、内耳の細胞の働きが落ちると推定されている。普及が進む加熱式たばこもニコチンを含むため、内耳の細胞に影響して聴力低下のリスクを高めると予測される。
聴力は、年齢によっても高音域を中心に徐々に落ちる。音楽の高音質の演奏を長く楽しむためにも、禁煙がすすめられる。中年期の聴力の低下は、認知症にかかるリスクを高めることも指摘されている。
朝日新聞社より
調査結果を分析すると、たばこの本数が多いほど聴力低下の傾向があり1日21本以上吸う人は吸わない人に比べて高音域で1・7倍、低音域で1・4倍だった。5年以上禁煙していた人では、聴力低下のリスクは吸わない人とほとんどかわらなかった。
ニコチンの毒性や血流の悪化などがもとで、内耳の細胞の働きが落ちると推定されている。普及が進む加熱式たばこもニコチンを含むため、内耳の細胞に影響して聴力低下のリスクを高めると予測される。
聴力は、年齢によっても高音域を中心に徐々に落ちる。音楽の高音質の演奏を長く楽しむためにも、禁煙がすすめられる。中年期の聴力の低下は、認知症にかかるリスクを高めることも指摘されている。
朝日新聞社より