個人情報の取扱い お問い合わせ
HOME 医院紹介 診療のご案内 医療ニュース Q&A コラム

宮崎市佐土原町の内科医院です。

消化器・胃腸科が専門で、胃カメラや大腸内視鏡、腹部エコーでは鎮痛・鎮静剤を使い、苦痛の少ない検査を心がけます。
循環器や呼吸器、感染症やアレルギーも診療します。

また、介護支援専門員が介護や認知症のご相談に応じます。
なお、禁煙補助薬や男性型脱毛症治療薬も処方します。
平日8:30~12:30
14:00~17:30
水・土曜  8:30~12:30

(なお、午前中 8:30~9:00に胃カメラや腹部エコーなどの検査が入っている場合は、外来診療の開始は午前 9:00からになります)

HOME医療ニュース

緑内障は、さまざまな原因で視神経が障害を受け視野が狭くなる病気で、失明に至ることもある。基本的な事を知らない人は、意外に多いようだ。恐ろしいのは、自覚症状が出た時には視神経の半分以上が死んでいることだ。

20人に1人の病気
 緑内障は、わが国の視覚障害の原因の第1位を占める。疫学調査によると、40歳以上の緑内障有病率は男女ともに5.0%だった。20人に1人という割合はかなり高いと言える。
 目の病気では白内障と緑内障がよく知られているが、二つの病気は決定的に異なる。白内障は手術をすれば視力が元に戻るが、緑内障は手術をしても欠損した視野は戻らない。しかも、緑内障は非常に慢性的に進む病気であるため、自覚症状がなかなか出ないことが問題だ。

正常眼圧でも緑内障に
 ちょっと目の調子がおかしい、と思って眼科を受診する。しかし、その時には視神経の半分以上が駄目になっている。2~3割の視神経が死んでも、代償機能があるので気付かない。さらにやっかいなのは、眼圧が正常範囲にありながら緑内障になる人がいることだ。疫学調査の結果、緑内障の約70%がこの正常眼圧緑内障であることが分かったという。
 完治が期待できない緑内障の対策は、一にも二にも早期発見と早期治療によって病気の進行を止めるしかない。眼圧と眼底を対象にした二つの検査で十分だ。これを1年に1回、定期的に受けてほしい。ただ、検査結果が全く正常であれば2年に1回でもよいだろう。

時事通信社より