今日は当院の当番医でした。10月初旬にしては曇り空ではありましたが、比較的暑い日でした。まあ、「体育の日」にふさわしい日だったと言えるかもしれません。しかし、私は朝から外に出る間もなく外来患者さんが比較的多い日でした。そのほとんどが3歳以下の幼児で、巷ではRSウイルス感染症が流行しているとのことで、検査キットを準備しておりましたが、1個も使わずに済みました。咽頭に発赤はなく、呼吸音も正常、発熱と咳、鼻水が主症状といる幼児がほとんどで、対処療法を行いました。感染性胃腸炎は子供から大人まで各年代に多くみられました。午前中、下痢をしているうちに血便がみられるようになったという方の血液検査を行ったところ、白血球数が11,100、CRPが1.0、Hbが8.8。貧血と5年前の虚血性大腸炎の既往が気になり、緊急で大腸鏡検査ができ、点滴・入院管理のできる病院に紹介しました。また、頻尿の方が熱発で受診され、腎盂腎炎を疑い、やはり入院・点滴管理のできる泌尿器科に紹介しました。17:00近くには外来も落ち着き、休日在宅医を無事終了しました。