口蹄疫問題が自分の中で風化してしまわないように記す。
県内で殺処分された 牛 6万8266頭、豚 22万34頭
防疫にかかわった延べ人数 15万人
県口蹄疫被害義援金 23億487万円
ピーク時消毒ポイント 348カ所
イベント中止・延期 284件
関係者のコメント
「見えない敵だけにどうしようもない」
「注射を打たれた豚は鳴くんです。あんな鳴き声を聞くのは初めて」
「想像を絶するせい惨な状況」
西都市の獣医師、エース級種雄牛5頭に対して
「農家にとって再開のための希望の星。生かしておいて良かった」
高鍋農高野球部主将
「被害を受けた畜産農家を元気づけるためにも、大好きな野球で
結果を出そうと思った」
JA担当者
「一刻も早くその日を迎え、再生に向けて歩きだせるように
生産者一丸で頑張りたい」
今年は口蹄疫感染拡大防止のため
5月から対外試合を行わずに臨んだ宮崎大会
開会式は中止され、無観客試合が続いていた。
明日27日、家畜の移動・搬出制限区域が解除される。
それに伴い、明日の準決勝以降の試合は観戦解禁となる。
そして、明日の準決勝では
ノーシードながら第1シードの日南学園を下した
地元、佐土原高校が宮崎第一高校と対戦する。
頑張れ!佐土原高校
思うように力を発揮できなかった
宮崎の高校球児の分まで頑張れ!
3か月以上も続いた口蹄疫がようやく終息を迎えようとしている。
しかし、復興はこれからである。
口蹄疫は、牛や豚にとっては不治の病ではない。
大量に殺処分となった牛や豚は
九州、いや日本の畜産農家を守るために犠牲になったことを
私たちは忘れてはいけない。
「いつも心に太陽を
いつも心にメロディーを」
口蹄疫の被害に苦しむ地元を元気づけようと
今井美樹さんや布袋寅泰さん、コブクロらが作った
宮崎の応援ソング「太陽のメロディー」だ
楽曲には古里再建への思いがにじむ
犠牲となった畜産農家の思いが
これからの畜産業の振興に生きることを
心から願いたい